日誌 2025

全校一斉道徳

2025年7月10日 14時04分

 昨日、5時間目に全校一斉道徳を行いました。本校では、学期ごとに1回、道徳推進教師が中心となり、全校が同じ内容で取り組む道徳の授業を行います。人権意識の高揚を目指し、平和や人権、差別等を取り上げ取り組んでいます。6月23日は、沖縄戦から80年の「慰霊の日」でした。追悼式で、沖縄県知事が読み上げた『戦後80年平和宣言』を資料とし、「戦後80年の今、私たちにできることを」を全校生徒で考えを深めました。

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テキストマイニングを取り入れた道徳の授業。たくさんの考えや意見を吸い上げられました。

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生徒たちからは、「現在は、平和か」という問いかけについては、「戦争がないから平和」、「自由がある」、「水や電気、食に困っていない」、また、「日本は戦争がないけれど、他ではある」、「犯罪がある」、「いじめ」、「自殺」、「災害」があるから平和とは言えないなどの意見が出されました。「今、自分たちにできること」の問いかけに対しては、「過去の戦争について知ることが大切」、「戦争を語る人が減ってきているけれど、戦争を二度とおこしてはいけない。語りつがなければならない」などの意見が出ました。身近なできることとしては、「お互いを尊重する」、「平和な社会に向けて、自分に何ができるかを考えて行動する」、「誰に対しても思いやりをもつ」などが出されました。また、政治や経済に関心を持つなどの意見も出されました。戦後80年、原爆が投下された日や終戦記念日には、様々な特集が組まれると思います。特にその日は、戦争にまつわる歴史を知ること、平和について、戦争について、しっかりと考える日にしてほしいと思います。